どうして?


文 リンジー・キャンプ
絵 トニー・ロス
訳 こやまなおこ
発行 徳間書店
初版 1999/5/31
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 25
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
リリーのお父さんは悩みがありました。リリーは何を話していても「どうして?」と際限なく訊いてくるからです。

優しいお父さんは普段、リリーの疑問に丁寧に答えています。でも、疲れている時や忙しい時には嫌になってしまう事もあるのです。

そんなある日、お父さんとリリーが公園で遊んでいると、空から大きな宇宙船が降りてきて、宇宙人が中から出てきました。彼らは地球を侵略するつもりなのです。ところがそこへリリーが進み出てきて…

 

 

感想
本のカバーには、『無邪気なこどもと、困り果てる大人を、ユーモアたっぷりに描いた楽しい絵本!』と書かれています。まったくその通りの、こどもにとっても大人にとっても楽しめる内容です。

説明はまったくありませんが、何をするのもお父さんとリリーの二人なので父子家庭なのかも知れません。でもかわいくて無邪気な女の子に振り回されるお父さんという設定は微笑ましくていいですね。

このお父さんの気持ち、わかります。同じように、『どうして?攻撃』に遭っている親御さん多いでしょうね。私も、こどもが好奇心を持って尋ねてくることには何とかして答えてあげたいと思うのですが、そもそも知識の下地が少ないこどもにモノを教えるというのは、哲学的な難しさがあります(笑)。すぐにいい答えが見つからない場合や自分が忙しい場合は「考えておくからちょっと時間ちょうだいね」と言って、後で色々と調べて回答していました(汗)

ちなみに、単にわからない言葉を教えるだけなら『ことばのえじてん』が役立ちましたよ。

絵は各ページコマ割りされていて、迫力ある場面では見開き2ページに渡る大きなコマになったりして、漫画のようです。色鉛筆で書かれたのかな?カラフルで可愛い絵です。

この宇宙人はザーグ星人というのですが、本のカバー裏にはザーグ星語解読表が載っています。凝ってるなぁ。このザーグ星人、たまたま地球で最初に出くわしたのがリリーだったばっかりに、ご苦労様でしたという結果になりました(笑)

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