おふとんのくにのこびとたち


文 おちのりこ
絵 でくねいく
発行 偕成社
初版 2005/11/
対象年齢 4歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 37
発行部数 不明
オススメ度 B

 

概要
熱を出したひさこちゃんが布団で寝ています。

すると、布団の上に小人たちの冬の世界が現れます。スキーをしたり、パーティーをしたり、楽しそう。

やがて小人たちはひさこちゃんに気づき、熱があることも知ります。そこで小人たちは、何やら大掛かりな装置を作り始めますが…

お布団の上で繰り広げられる、不思議で可愛いらしいファンタジー物語です。

 

感想(注意:若干のネタバレあり)
小人たちは老若男女、恐らく100人以上いて、一つの村のようなイメージです。ところどころに小人の話す言葉が書いてあるのですが、人間の言葉と違うのでまったく意味は通じません。その小人たちの生活の様子が、絵を見ているだけでとても楽しそうで微笑ましいのです。

でもクライマックスは実はその先…ひさこちゃんが熱で寝込んでいる事に気づいた小人たちは、
なんと熱をさますための大掛かりな装置を作り始めます。

その装置は、何と言いますか、熱を冷ますためになんでそこまで…と言いたくなるようなもので、村人総出で稼働させるユーモアたっぷりアナログ感たっぷりの大仕掛なのです。こんなもので、ひさこちゃんは果たして良くなるのでしょうか。後は見てのお楽しみということで。

因みに巻末に、この熱冷まし機(?)の設計図面のようなものが描かれています。この作者さんなかなか凝りますね。

セリフはありますが、文章はありません。セリフのあるページもちょっとしかないです。読み聞かせるというより、子どもと一緒に絵を見ながら楽しむような感じになると思います。

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