ぼうしとったら


文 tupera tupera
絵 同上
発行 学研教育出版
初版 2012/7/14
対象年齢 3歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 38
発行部数 不明
オススメ度 B

ぼうしとったら のあらすじ・内容

男の子の帽子とったら…

奥さんの帽子とったら…

博士の帽子とったら…

帽子を被った人物の顔が描かれており、帽子の部分だけめくれるような仕掛けになっています。そこをめくると、頭のところに意外なものが現れるという趣向の仕掛け絵本です。いないいないばあのバリエーションみたいな感じ。全部で9種類のパターンがあります。

お話の絵本ではありません。

ぼうしとったら の解説・感想

この意外性と遊び心はtupera tuperaさんならではと言える作品です。絵もカラフルで質感も感じられて手作り感のある独特の味わいがありますね。

小さい子なら帽子の部分をめくるのがワクワク楽しくなると思います。でもすぐにめくらないようにしてくださいね。「xxxの帽子とったら」とゆっくり読みながらちょっと引っ張ってやった方が期待が高まっていいかも。

帽子の中から出てくるものには色んなパターンがあります。すべてが意外ではあるのですが、例えば可愛いものとか、可笑しいものとか、明確にギャグのものとか、ビックリするものとか、だまされた!と思うようなものとか、タイプがそれぞれ違うんです。それぞれ読み方を変えるとまた面白いかも。

この本はちょっと対象年齢に迷うところがあります。tupera tuperaさんの作品はたまにそういうことありますね。多分承知の上でやってるんだと思いますけど。小さい子にはわからないであろう言葉や事物も出てきます。例えば博士とかカウボーイとか探検家とか。まあその辺は帽子をめくる前の話ですからわからなくても問題なく楽しめるでしょう。でも問題は帽子をめくった後に出てくる絵の内容ですよね。見て瞬間的に理解できなかったら面白さは半減するでしょうから。例えば料理の絵を見て小さい子がこれは料理だと簡単に認識できるだろうかというような絵もありました。それでも3歳位なら大丈夫かな。他にもよくわからない可能性もあるなという絵もありましたけど、意外と勢いで楽しめるかも知れません。いずれにしてもセリフがちょっとあるだけで、めくって出てくる意外なものを楽しむ本でありストーリーもありませんので、あくまでも小さい子向きです。やはり3歳位が適当かなと思いました。ちなみに出版社のサイトでは3~5歳になってましたね。一部通販サイトで0~3歳なんて表示が出てるところもありましたけど、0歳に見せるような本じゃないですよ。

ページ数38になってますけど、パターンは9種類のみで基本的に見開き2ページで1パターンです。めくる帽子の部分で更に1パターン辺り2ページ増えてるんでページ数が多くなってるだけです。

この絵本を気に入ったら同じ作者の同系統の絵本『かぜビューン』も是非お楽しみください。さらにまだ他の作品もご紹介していますよ。 → tupera tupera

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