びんぼうがみとふくのかみ


文 富安陽子
絵 飯野和好
発行 小学館
初版 2009/12/2
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
働き者の夫婦がいました。でも働けど働けど暮らしは楽になりません。

そんなある日家の押入れに貧乏神が住み着いているのを発見します。夫婦はこっそり引っ越ししようとしますが、貧乏神に見破られて引っ越しをあきらめてしまいます。

そしてまたある日、貧乏神が泣いているので訳を訊いてみると、今度福の神が来るので自分は出て行かねばならないとの事。夫婦は貧乏神に同情し、福の神を家に入れないように抵抗しますが…

 

感想
なんとも大らかで楽しいお話です。

貧乏神を守るために福の神を拒絶するなんて、普通有り得ません。そんな仕打ちを受けた事がない福の神はカンカン。その辺りのハチャメチャな展開がとても面白く、こどももウケていました。

ヘタレた感じの絵が、この話にマッチしています。特にダメダメ感たっぷりの貧乏神の表情や仕草がとてもおかしくて愛嬌があります。弱いくせに虚勢を張るようなところもあって…なんか人間らしくて憎めないのです(笑)。対する福の神の偉そうな態度と自信たっぷりの憎々しげな表情もいいです。この神様達の絵だけでも一見の価値ありと思います。ただお父さんの顔が汚いんですよね。表紙を見てもわかると思いますが…もうちょっとどうにかならなかったのでしょうか(汗)

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