どんぐりむらのぱんやさん


文 なかやみわ
絵 同上
発行 学研教育出版
初版 2011/9/7
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ~やや多め
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

 

概要
どんぐり村のパン屋さんでは、パパとママが朝まだ暗い内からパン作りを始めています。美味しくて、定期的に新しいパンも発売されるので、村人たちに大人気のお店です。

ある日、今度の新しいパンがなかなか完成しないことから、子ども達と約束していた遊園地は延期せざるを得ないことに。

子ども達は大泣きしますが、その夜、こっそり自分たちだけで新しいパンを作ろうと奮闘します…

 

感想
シリーズになっていて、各作品でどんぐり村内のいろんな職業を紹介しています。登場人物はみんなどんぐりで、各作品に共通のキャラクターが登場します。本作はその中の第二作で、パン屋さんが舞台になります。他の二作、おまわりさんと帽子屋さんも読みましたが、
私も子どもも本作が一番面白いと思っています。

お話は、パン屋さんをやっているパパ・ママのお仕事ぶりと、こども達も含めたほのぼのした家族の日常を描いたものです。誰が主人公ということでなく、パパ、ママ、子ども達それぞれの生活や気持ちが均等に描かれています。

キャラクターは親しみやすい漫画調。背景や小物は、とっても緻密に描き込まれていて、隅々まで見たくなる絵です。

沢山出てくる村民達もそれぞれに設定があり、巻末にはキャラ紹介が載っています。

とっても丁寧に作られた良質な本です。個性には欠けるが、安心して読める作品という印象です。

32ページの中に細かいエピソードが沢山詰め込んであるので、読むたびに違うところに面白さを感じられるのではないでしょうか。パン作りの工程や、おばけパンの登場など、こどもが喜びそうな楽しいエピソードも盛り込まれています。

3歳位でも内容は十分わかると思いますが、ちょっと文の量が多いところもあってボリュームがあるので、一応4歳からとしました。

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