こうまがうまれたよ


文 長崎源之助
絵 夏目尚吾
発行 童心社
初版 1997/11/10
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 36
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
動物をいっぱい飼っている幼稚園に新たに二頭の馬が仲間入りします。こども達は大喜び。ゆたかくんとみどりちゃんがお世話をする係になります。

やがて牝馬のチェリーが赤ちゃんを身ごもりました。そしてゆたかくんとみどりちゃん、園児、先生、保護者が見守る中、新たな生命が誕生します。

かえでちゃんと名付けられた赤ちゃん馬は、園児たちに愛され、今日も元気に遊んでいます。

 

感想
お話の構成は、二頭の馬が来てお世話を始めるところ、チェリーの出産、その後のかえでちゃんの様子、と3つに大きく別れるのですが、ボリュームとしてはチェリーの出産の部分が7割位を占めています。

ですから、出産のプロセス、園児たちが心配したり応援したりする様子、園長先生が落ち着いて出産をサポートする様子などが丁寧に描かれていて臨場感があります。ウチのこどももものも言わずにのめり込んでいました。

絵もいいですよ。こども達の表情がかわいいです。こども達なりにその時その時に一途に生きているんだという事がよく伝わってきます。

ベタといえばベタなお話かも知れませんけどね、でもこういう正統派的な内容の絵本は意外に少ないのです。

長崎源之助さんの幼稚園・保育園のお話は他にもいくつかありますが、いずれもこども達を優しく見守る作者の視線が感じられて、好感が持てるものばかりです。こども達もイキイキと描かれています。私のお気に入りはこの作品ともう一つ『うみべのほいくえん』です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。