【お金の話】投資:投資信託ってこわい? その1特徴と買い方編


投資信託の特徴

投資信託とは、皆さんから少しづつお金を集めて、それを何らかの投資対象に投資し、そこから生まれた値上がり益や配当などを、皆さんに還元する仕組みです。もちろん損をすることもあります。投資信託は証券会社や銀行、郵便局などで購入することができます。

投資対象は、株式、債券を始めとして様々なものがあります。それじゃ皆さんが自分で直接株式や債券に投資するのと投資信託を通すのと何が違うのか?と言いますと…

ゼロになるような危険性は非常に少ない

まず一つめは、投資信託では自動的に複数の銘柄に分散して投資されるということ。例えばトヨタ自動車の株式だけに投資する投資信託というのはありません。必ず複数の(大抵は結構多くの)会社の株式に投資します。投資の世界には『卵を一つのカゴに盛るな』という言葉があります。これは一つのカゴにだけ卵を入れているとひっくり返した時に全ての卵が割れてしまうから複数のカゴに分けておけ、という意味の格言です。株式も一社に集中して投資していると、万一その会社が倒産した時には全てがフイになってしまいます。倒産はしなくても株価が大きく下落すればそれがそのまま損失につながります。複数の会社に少しづつ分散して投資した方が安全度は高いのです。しかも投資信託には一つの投資信託の中で、国内株式だけじゃなく海外の株式まで含めて分散投資してくれるものや、さらには国内外の債券や不動産までをも含めて分散投資してくれるというものもあります。もちろんそれでも損をする可能性はあります。でもこうなるともう今まで投資した金額すべてがゼロに帰すというような事態はほとんど考えられません。もしそうなるとしたら人類の存亡がかかるような非常事態が起きているでしょうから、投資したお金がどうなろうとそんな事に構ってる場合ではないでしょう。

少額でもできる

二つめは、少額から投資できること。複数の会社の株式に自分で投資するのは手間もかかるし元手のお金もかかります。国内の株式だと購入に最低数十万円位かかるような銘柄もあります。投資信託ならば大抵は最低1万円から購入でき、その1万円を複数の会社に振り分けて投資してくれます。本来最低数十万円かかるような銘柄にも1万円の内の一部を投資してくれるのです。

ちょっとづつ積立ができる

三つめは積立投資ができること。毎月ちょっとづつなら投資にお金を回せるという方は、積立投資を利用できます。積立貯金と同じ感覚で投資ができます。積立投資だと何と月々100円から投資ができるところもあるのです。500円玉貯金よりも手軽です。

この三つの特徴を見ていただくと、投資信託は投資初心者に適しているな、というのがわかっていただけるかと思います。

投資信託の買い方

それでは、次に投資信託を買う、運用するというのは具体的にどういう手順を経ていくのかご説明していきましょう。ここではネット証券を利用することにします。ネット証券とはインターネット上で取引を完結できる証券会社のことです。店舗がないので経費が少なくて済み、その分手数料などが安いのが特徴です。

口座開設

まずパソコンやスマホからネット証券に口座開設を申し込みます。身分証明書以外は全てネット上で手続きできます。

入金

口座が開設できたら、投資の元手となるお金を入金します。インターネットバンキングとか銀行振込、ATMからの入金などいくつかの方法があります。

購入

入金できたら、買いたい投資信託を選んで、購入量を指定して購入します。購入までの手続きはこれだけです。ただ実際に購入されるまで処理に数日かかります。積立投資の場合は、月々一定金額が自動で投資信託の購入に当てられます。その金額は自分の都合に応じて変更もできますし、途中でやめることもできます。

購入した後

あとは極端な話、ほったらかしておいてもいいです。投資信託の価格(基準価額と言う)は日々上がったり下がったりしていて、それをいつでも見ることができます。自分が買った時の基準価額より上がっていれば利益が出ているということですし、下がっていれば損をしているということです。やめたいと思ったらいつでも解約(売却)できます。その売却時点での基準価額に応じたお金が戻ってきますので、戻ってきたらネット証券の口座から出金すればいいです。ただこれも実際に売却されるまで数日かかります。上がったから売ろうとか、下がったから売ろうとか、あまり一時的な値動きに左右されないようにした方がいいです。10年20年という長期で少しづつ資産を増やしていくというのが目的ならばそのまま持ち続けるのが基本です。ある意味貯金のような感覚です。

投資信託には手数料がかかります。手数料は投資信託を購入する時にかかるものと、毎日わずかづつかかるものがあります。基準価額はそれを差し引かれた結果が反映されています。

時々お金に余裕ができたら、また追加で投資信託を購入してもいいです。私は基準価額が下がった時に追加購入することもあります。基準価額が下がっているという事は悪いことのようにも思えますが、その投資信託が安く買えるという事なのでお得であるという一面もあるからです。

分配金が出る投資信託ならば、定期的に分配金がもらえます。そのお金をおろしてお小遣いにしようが、それをさらに投資信託の購入に回そうが自由です(複利効果を得るためにはその方がいいです)。ただし、そもそも分配金が出る投資信託がよりお得なのだということではないので誤解しないでください。分配金が出ない投資信託は分配金になるはずの原資をさらに内部で投資に回してもっと基準価額が上がることを目指しているのです。資産を作りたいのであればむしろその方がいい位なのです。

※この記事は誠意をもって書いていますが、投資に絶対はありません。投資判断は自己責任でお願いします。

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