もりのなか


文 マリー・ホール・エッツ
絵 同上
訳 まさきるりこ
発行 福音館書店
初版 1963/12/
対象年齢 2歳から
文字の量 やや少なめ
発行部数 102万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 B

 

概要(注意:結末まで記載)
森へ散歩に出かけたぼくは、森で出会った動物たちと遊びます。

最後はお父さんが迎えに来て、夢の中のような出来事は終わります。

 

感想
起伏のあるストーリーはなくて、上記の概要の通り淡々と事実が説明されて話が進みます。

次々にいろんな動物が現れます。その動物たちの行動がユーモラスでどこかちょっと奇妙なんですが、特にそれについて説明されることもないのが大人にとっては摩訶不思議ワールドです。こどもはそれをそのままそっくり受け入れて「変なの~、面白い!」となっているようです。

絵はモノクロで、凸凹な質感のある壁紙のような素材の上で柔らかい鉛筆で書いたようなイメージ。ウチのこどもは「ちょっと怖い本」とも言います。別に怖いところなんてないんですよ。でもわかるような気がします。

お話にしても絵にしても、「もりのなか」というタイトルの印象そのままのちょっと暗い夢の世界に迷い込んだような感じ。

この本を読んでいる時、こどもは飽きるでもなく、ずっと黙って聞いていました。最後に主人公がお父さんに肩車をしてもらって帰るのですが、そこで「肩車して~」とおねだりしてきました。

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