かばくん


文 岸田衿子
絵 中谷千代子
発行 福音館書店
初版 1962/9/
対象年齢 2歳~
文字の量 かなり少なめ
発行部数 129万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 B

 

概要
動物園のカバの親子の一日を追ったお話です。

 

感想

最初パラパラと読んだ時は、正直なんだこれ?と思いました。でも何とも言えない味のある本なのです。

お話はホントにカバの一日を追っているだけで、特に起伏はありません。でもカバのイメージそのままに、のんびりと描かれています。ナンセンスな不思議なセリフがユーモラスな印象も与えています。

文章はリズム感があって子どもの耳に入りやすいです。

絵は、1ページごとに色合いや構図が変わっていて、シンプルなんですけど味わい深く、またほのぼのしています。

大きさ、曜日、服装などの概念がチラリと入っていたり、視点の切り替え(読者からとカバからと人間から)があったりして、子どもの知性を刺激してくれます。

翻訳されて欧米でも高い評価を得ているそうです。

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