ピヨピヨスーパーマーケット


文 工藤ノリコ
絵 同上
発行 佼成出版社
初版 2003/12/30
対象年齢 3歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 28
発行部数 不明
オススメ度 A

ピヨピヨスーパーマーケット のあらすじ・内容

にわとりお母さんが5羽のヒヨコ達を連れてスーパーへお買い物。

ヒヨコ達はいきなり店内でかくれんぼをし始めたりして大変。また、目を離したすきに勝手に好きなお菓子を山ほど買おうとしてレジでお母さんに止められます。結局買ってもらえたお菓子はキャンディ一つづつだけ。

お母さんが買うものはつまんない、と不満気なヒヨコ達。お父さんとお風呂に入った時も愚痴ってます。

でもお風呂からあがってきたら、とってもいい匂いがしてきました。「ごはんができましたよー」とお母さん。

ピヨピヨスーパーマーケット の解説・感想

ウチの子も大好きな絵本

これはなかなかいいですよ。楽しい内容だし、子どもの普段の生活でもありそうなシチュエーションで馴染みやすいと思います。お母さんの愛情も表現されていて子どもも心安らかに楽しめるでしょう。この作品はシリーズになっていて本作が一作目なんですけど、ウチの子は他の作品も含めて大好きなようです。

細かく描き込まれた絵が楽しい

スーパーの中では、動物の親子が沢山出てくるし、色んな商品が商品名まで細かく描かれていてお店の雰囲気が出てますね。試食コーナーもあります。お菓子コーナーでは目移りしそう。各動物たちのお母さんはその動物の食性に合わせた食材をちゃんと買ってるのも面白い。絵を見てるだけでも結構楽しめます。しかも1ページだけ、ヒヨコ達がスーパーの中でかくれんぼをしているページがあって絵さがしのように遊べます。

子どもにとってスーパーとは

スーパーでは他の動物の子どもが欲しいものを買ってもらえずにジタバタ暴れたり泣いたりしている光景が随所に描かれています。大人が客観的に見るとこれが面白い。特にビーバーの子どものあきらめの悪さが可笑しいです。この絵本を見た子ども達はどう感じるでしょうかね。なんか反応が楽しみに思いませんか…意地悪かな(笑)。でも佼成出版社のサイトを見ると作者の工藤ノリコさんのコメントが出てるんですけど、子どもにとってスーパーというのは美味しいものがたっぷり揃っている場所であり、その日お母さんに何を買ってもらえるかが最重要の関心事であるとのこと。まったくもってその通りですよね。そこを踏まえたこの絵本は子どもの気持ちを代弁している面もあるのかも知れません。

お母さんが買うものはね

お母さんが買うものは子どもからは一見つまらないものに見えるかも知れないけど、実は後で子ども達に喜んでもらおうと思って買ってるんですよね。それをわかってくれるかな。夕食や朝食に美味しい料理になってちゃーんと出てきますよ。

文章はセリフのみ

文章はセリフだけです。だから文章が少ないのです。漫画のように絵とセリフがセットになって楽しめる本です。文章が欲しい親御さんには物足りないかと思います。

私は対象年齢3歳からとしましたけど、佼成出版社のサイトでは2歳からとなっていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。