すごいくるま


文 市原淳
絵 同上
発行 教育画劇
初版 2011/6/1
対象年齢 3歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 A

すごいくるま のあらすじ・内容

パパの車は一見普通の車に見えるけど、本当はすごい車なんだ。

男の子とお父さんがドライブに出掛け、この車がどんなにすごいかを見せてくれます。

そのすごい機能はなんと13種類も。すごく楽しいドライブになります。

すごいくるま の解説・感想

子どもの夢を乗せたホントに『すごいくるま』

『すごいくるま』というタイトルに嘘偽りはありません。でもものすごく速いとかじゃないんです。すごく速くも走れるんだけどそんなの序の口。こどもの頃に007のハイテク・ボンドカーに憧れた経験があるのは私だけではないと思います。そういうすごい機能がついてるんです。でもこの車はボンドカーなんてもんじゃありません。子どもの夢がつまった車なんです。

あんまりネタばらしすると申し訳ないので数例だけをあげますね。これはいきなり最初に出てくるんですが…ハンドルの横のボタンを押すと、車の屋根がパカッと開いて、後のシートが段々持ち上がるんです。そしてなんとシートがそのままブランコになるのです。ドライブしながらブランコですよ!スゴイでしょ!!あとこの車は足のパーツを取り付けると渋滞でも他の車をまたいでスイスイ通り抜けられるんです。さらにはなんとなんと宇宙まで飛べちゃうんですよ。それ以外にもすごい機能が満載でビックリなのですが、それでもこの男の子が一番気に入ってる機能は別にあるんです。それは最後に紹介されます。宇宙まで飛べてあとは何があるって言うの?って思いますけど、でも最後のとっておきの機能はやっぱりこれは楽しいよね、というものでした。実際にこの絵本を手にとってご覧いただきたいと思います。

この絵本で思う存分妄想させてあげてください

この本、私がこどもの時に読みたかったな。男の子なら多分ハマってくれると思います。こんな車あったらいいな~って想像・妄想の世界に入り込めると思います。自分でもこんな機能があったらなって考えるのも楽しいでしょう。妄想するって大事なことです。この絵本でお子さんに思う存分妄想させてあげてください。

最後は「ただいま」これ大事

ラストはお家に帰って「ただいま」。お母さんが出迎えてくれます。当り前と言えば当り前ですけど、これがいいんです。どんなに楽しいお出かけも帰る家があってこそ。安心して絵本を閉じることができます。寝る前に読み聞かせたのなら「はいおしまい。おやすみ」って区切りがつけられます。

シンプルでとても親しみやすいタッチの絵もいいですね。楽しい気分を盛り上げてくれます。

3歳位からにしてみましたけど、ストーリーを追うような話ではないし、文章も少なく補足程度ですから、車大好きな子どもならもっと小さい子でもイケそうです。

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