ふうとはなとうし


文 いわむらかずお
絵 同上
発行 童心社
初版 2010/10/1
対象年齢 3歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
小さなうさぎの兄妹ふうとはなは野原に遊びにでかけます。

そこで初めて牛というものに出会います。牛のおばさんはお腹に赤ちゃんがいるのです。

 

感想
いわむらかずおさんと言うと14匹シリーズが一番最初に浮かぶかも知れませんね。本作は14匹シリーズと同様に自然の息吹が感じられる絵が美しい作品です。でもちょっと絵柄が違っていて、柔らかく透明感のあるものになっています。お話もそのイメージの通りです。

ストーリーはシンプルで展開を楽しむよりも、幼い兄妹が初めて出会うものに驚き、発見し、触れて、感じる、その様子に一緒になって感情移入する形で楽しむ絵本だと思います。

『母』の包容力や温もりのようなものが全編に渡って感じられます。安心して読んでいられる雰囲気があります。

表紙の絵を見ていただくとわかるかと思いますが、ふうとはなは、表情、しぐさ、セリフ、どれをとっても小さいこどもそのままの可愛さがあり、大人が読んでも癒されます。

どのページにも可憐な野花が描かれていて、読むとピクニックに行きたくなるかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。