おしいれのぼうけん


文 古田足日
絵 田畑精一
発行 童心社
初版 1974/11/
対象年齢 4歳から
文字の量 やや多め
ページ数 80
発行部数 207万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 A

 

 

概要
保育園の先生の言うことを聞かないさとしとあきらは、罰として押入れの中に入れられます。それでもなかなか謝らないさとしとあきら。

そんな中、押入れの中にコワ~イねずみばあさんが現れて、二人に襲いかかります。押し入れは異世界への入り口だったのです。二人は協力して逃げようとしますが…

 

 

感想
80ページもあって字も多いので、途中で飽きるかと思ったら、子どもは最後まで黙って本気で見入ってました。

前半は二人の子どもが押入れに入れられるまでの経緯と、先生と二人の面白い攻防。後半は一転して、異世界でのドキドキの冒険物語。友情や笑いもあり、次々に色んなことが起きるので、飽きる暇がありません。

主要な登場人物のキャラクターもしっかり描かれていて説得力があります。絵本ではありますが児童文学寄りの密度です。

私は今回初めて読みましたが、もし子供の頃に読んでいたら完全にハマっただろうなぁと思います。

絵もいいですよ。子ども達の表情がイキイキと描かれています。ほとんどが鉛筆のモノクロ画で、時折カラーの印象的な絵が混じります。

姉妹本『ダンプえんちょうやっつけた』も最高に面白いです。

同じような展開(叱られて閉じ込められたところで冒険が始まる)の話に「かいじゅうたちのいるところ」があります。こちらは海外作品で、だいぶ毛色が違いますが、見比べてみてもいいかも。

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