11ぴきのねこ


文 馬場のぼる
絵 同上
発行 こぐま社
初版 1967/4/
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ~やや多め
ページ数 39
発行部数 143万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 A

11ぴきのねこ のあらすじ・内容

11ぴきののらねこは、いつもお腹をすかせています。ある日、遠くの湖に大きな魚が住んでいることを聞いたねこ達は、その魚をつかまえて食べようと出発します。

湖についたねこ達。イカダを作って3日間探し回っても大きな魚はみつかりません。そこで湖の中の島に上陸しそこで粘っていると、ある日とうとう現れました。イカダで漕ぎ着け魚に飛びかかるのですが、まったく歯が立たず跳ね飛ばされてしまいます。

その後、水面に浮かんで歌を歌っている魚を見つけて、イカダで背後から近づきましたが、イカダごと跳ね飛ばされ、またまた歯が立ちません。

そしてある晩のこと、ねこ達は島の上で眠っている魚を見つけます。

さてさて大魚との対決は如何に。ねこ達はお腹いっぱいになることができるでしょうか。

ねこ達の冒険を、ユーモラスに、時にダイナミックに描いたお話です。

11ぴきのねこ の解説・感想(ネタバレ注意)

これは名作。ねこのキャラクターが楽しい

正直それほど期待せずに読んだのですが、名作でした。子どもも喜んでいました。

小さな一匹の魚をどうやって分けようか相談したり、大魚にまるで歯が立たなくて、体を鍛えたり、作戦を考えたり…ねこ達は一生懸命であり、当人達も真面目にやっているつもりなのでしょうが、でもいつもどことなく楽観的な雰囲気が漂っていて、どんな状況でも人生を楽しんでいるような、愛すべきキャラクター達なのです。ねこの性格が現れてるんですね。

感動を誘うような本もいいのですが、こんな大らかで楽しいお話もいいですね。ねこらしいラストのオチも実にいいです。

絵はマンガそのものです(いい意味で)。かわいくてほのぼのしたタッチです。ねこの表情も飄々としたねこの性格を表していて見てて楽しいです。

大きい魚にワクワク

大魚との対決は迫力ありますよ。ページいっぱいに書かれた大きな魚に、ねこ達は一気に跳ね飛ばされたりしています。こんな大きくて力の強い魚って、なんかワクワクしてしまいます。

お話の続きは(ネタバレ注意)

その後のストーリーです。ねこ達は魚が眠っている隙に乗じてとうとう捕まえてしまいます。そして持ち帰って他のみんなに自慢するため、それまでは絶対に食べないこと、という誓いをたてます。湖を船で魚を引っ張っていきます。みんなよだれを我慢しています。夜、雲が出て真っ暗闇で周りはまったく見えなくなりました。そして朝、明るくなると引っ張っていた魚の姿は…(笑)

二作目も劣らず面白い

馬場のぼるさんの11ぴきのねこシリーズは他の作品もご紹介しています。
11ぴきのねことあほうどり この作品も名作ですよ。

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