シンデレラ または、小さなガラスのくつ


文 ペロー童話
絵 エロール・ル・カイン
訳 中川千尋
発行 ほるぷ出版
初版 1999/5/31
対象年齢 6歳から
文字の量 やや少なめ~やや多め
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

概要
有名なシンデレラのお話です。

心優しいシンデレラは継母とその娘である姉たちに虐げられて毎日を過ごしていました。ある日王子様が舞踏会をひらくということで、姉達はおしゃれをして出かけていきます。その後一人残ったシンデレラは自分も舞踏会に行きたかったと涙を流しますが…

 

感想
シンデレラの絵本は今までそれこそ星の数ほど出版されてきたかと思いますが、この本は特徴的なところがあります。

まず題名もそうですし細かいエピソードなどかなりペローの原典に沿って作られているようです。(どれほどまで忠実なのか細かいところまではわかりませんが。)私の記憶にはないようなところがいくつもありました。例えばシンデレラが仙女に命じられてトカゲを捕まえてきたりとか。

また華麗で幻想的な挿絵は大人の鑑賞にも耐えうるような美しいものです。ちなみに継母の顔、怖すぎです(笑)。上の表紙はちょっと小さくて見づらいと思います。絵の雰囲気を知りたい方はこちらの記事が参考になりますよ。

あと、意地悪だった姉たちにも優しいシンデレラは幸福を分け与えます。グリム童話だったらあり得ない展開ですが、これはこれでいいですね。

夢のあるストーリーはシンデレラそのものなのですが、絵や文章の量、それから言い回しなども若干小さい子にはわかりにくい面があるかも知れないので、6歳からとしました。

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