モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ


文 ミリアム・モス
絵 デボラ・オールライト
訳 浜崎絵梨
発行 ひさかたチャイルド
初版 2014/12/
対象年齢 3歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 24
発行部数 不明
オススメ度 A

モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ のあらすじ・内容

女の子モーリーは魔法のお医者さんバッグを持っています。お医者さんに必要な道具が何でも出てくる不思議なバッグなのです。

今日はシロクマさんとワニさんとペリカンさんが、具合が悪くてモーリーに診てもらいにやってきましたよ。

シロクマさんは体がだるい。くしゃみと震えがとまらないんですって。

ワニさんはスケボーで遊んでいたら尻尾をケガしちゃったみたい。

ペリカンさんは骨だらけの魚を食べすぎて喉がいたくなっちゃったみたい。

さてモーリーはどんな風に診察するのでしょうか。

モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ の解説・感想(若干ネタバレ注意)

お医者さんごっこができる仕掛け絵本です。絵本のストーリー上はモーリーが治療しているのですが、読者のこどもも一緒に治療ができます。患者さんがくるその都度ページ上のバッグを開けられるような仕掛けになっていて、そこから治療に必要な道具(紙のパーツですが)を実際に取り出すことができます。そしてそれを患者さんに使うことができるのです。例えばシロクマさんには体温計と湯たんぽ。これらを取り出して、まずシロクマさんの額に体温計をあててお熱を測ります。そして次に湯たんぽを体にあててあげる(差し込めるようになっています)のです。

お医者さんの真似をして治療ができて、しかも相手は動物たち。絵本の中に自分も入っていけるのですから、とっても夢がある仕掛け絵本だと思いませんか。このアイデアはグッジョブです!

3匹の動物を治した後、3匹ともが「おなかがグーグーなるんだよ」と言い出しますが、それはもちろん病気じゃないわけで(笑)。そこでモーリーがまたもカバンを取り出し…。なんとこんなものまで出てくるんですね。ラストも楽しい雰囲気です。

表紙を見ていただいてわかると思いますが、絵もとてもかわいいんですよ。色使いやら絵柄やらファンシーな感じで統一されています。

物語絵本だと好みがあるかも知れませんが、これは遊びもできて比較的こどもに受け入れられやすい気がします。小さい女の子(もちろん男の子でもいいですが)へのプレゼントなんかにいいんじゃないでしょうか。

診察や治療に使うパーツはちゃんと絵本に備え付けられているわけですが、自分でオリジナルのものを作ってみてもいいかも知れませんね。聴診器とか包帯とか。自分が診てもらった時の体験を元にお医者さんの真似をしてもっと楽しめるかも知れません。

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