ぐりとぐらのえんそく


文 なかがわりえこ
絵 やまわきゆりこ
発行 福音館書店
初版 1983/3/5
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 32
発行部数 156万部(2014時点)ミリオンぶっく
オススメ度 B

ぐりとぐらのえんそく のあらすじ・内容(注:最後までご紹介しています)

のねずみのぐりとぐらが、お弁当を沢山リュックにつめて遠足に行きました。

そろそろお昼かな?と時計を見てみるとまだ10時です。お昼が待ち遠しくて仕方ないのですが、なかなか12時になりません。

体操しようということになり、野原で体操しましたが、まだお昼になりません。

今度はマラソンをすることにしました。マラソンをしているとぐりもぐらも転んでしまいました。地面に毛糸が落ちていて足に引っ掛けたのです。この毛糸はどこまでつながってるんだろう、と二人は交代で毛糸を丸めながらたどっていきます。

毛糸はやがて大きくて持てないほど大きな玉になり、二人は地面を転がしてなおも毛糸をたどっていきます。毛糸追ってやがて森の向こうの家の中にまで来ました。ゴールにいたのはこの家にすむクマ。クマの毛糸のチョッキがほどけて小さくなっています。事情を説明するとクマは二人にお礼を言いました。

そしてクマも一緒にマラソンをします。走って走って元の野原に着くと、ちょうど目覚まし時計が鳴って12時です。ぐりとぐらとクマはお腹いっぱいお弁当を食べました。

ぐりとぐらのえんそく の解説・感想

シリーズの中でも本作は私と子どものお気に入り

ほのぼのした雰囲気。ぐりとぐらのかわいさ。子どもが楽しめるエピソードの数々。品のあるお話と絵。安心して読める一冊です。ぐりとぐらのシリーズでは、本作と第一作『ぐりとぐら』が私と子どものお気に入りです。

お弁当もってお出かけしたくなる!

遠足は子ども達にとって、楽しい大イベントですよね。ぐりとぐらも歌ったり、走ったり、楽しそう。でも一番の楽しみはお昼のお弁当みたい。大きなリュックサックにホントに沢山食べ物を入れているんです。「いくらリュックが重くても くたばらないぞ ぐりとぐら」と歌うくらいですから(笑)。最後はクマと一緒に、持ってきたお弁当をいっぱいに広げていただきます!。どんな食べ物を持ってきたのかじっくり見ても面白いです。読者の子どもも遠足とまではいかなくても、お弁当持ってどこかお出かけしたくなるでしょうね。

毛糸を追う場面は子どもの好奇心をくすぐる

お話の後半は、毛糸の謎を追っていく展開になります。ちょっとした冒険でワクワクさせてくれます。毛糸を巻き取っていく場面は8ページにも渡ります。段々毛糸の玉が大きくなり、ぐりぐらの背丈よりも大きくなっていきます。しかも毎回左ページの左端から右ページの右端まで毛糸が伸びてて、読者の子どもは「長いなぁ」「どこまでいくの」と楽しくなってくると思います。クマに行き当たる場面は、最初大きな何か(実はクマのおしり)に当たったというだけでまだ正体はわかりません。次のページで全体像が現れクマであることがわかります。クマがこんなに大きいというのを実感できるようになっています。

文章がリズミカルで気持ちいい

ぐりとぐらが歌いながら歩いたり走ったりする場面が時々あります。そこでは文が七五調になっていて、歌うように読むととてもリズムがよくて、楽しい雰囲気を盛り上げてくれます。

ぐりとぐらのシリーズは他にもご紹介しています。この下の『なかがわりえこ』のタグでたどってみてください。

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