はんなちゃんがめをさましたら



文 酒井駒子
絵 同上
発行 偕成社
初版 2012/11/
対象年齢 3歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

 

概要
はんなちゃんが真夜中にふと目を覚まします。

見慣れた家のはずなのに、いつもと違う不思議な雰囲気。お姉さん、お父さん、お母さんはぐっすり寝ていて起きません。

はんなちゃんは夜明けまで一人で遊んだりして過ごします。

一篇の詩を読んででもいるような、そんな雰囲気の素敵な絵本です。

 

感想
自分がこんな事しているのに、だ~れも気が付かないなんて…そんな不思議で何だか楽しい感覚、わかりますよね。

「ひそやかに みたされる 魔法のとき。」帯に書かれたコメントが、この本の描く世界を表しています。

思いがけず出会った秘密の時間を過ごす子どもの様子を追っています。客観的に見ると大した事件が起きるわけでもなく、とても地味な展開です。でも小さなエピソードそれぞれがじんわりと心に染みてきていいんです。

絵が素晴らしいです。特に時折出てくる見開き2ページに渡る絵は、美しくて飾っておきたい位。
またはんなちゃんの仕草からは細かな心情が伝わってくるようです。

うちの子どもには地味かなと思いましたが、でも何か感じるものがあったのか「また読んで」と言ってきました。これは大人が読んでもいいと思います。

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