ちきゅうがウンチだらけにならないわけ


文 松岡たつひで
絵 同上
発行 福音館書店
初版 2013/6/20
対象年齢 6歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 40
発行部数 不明
オススメ度 B

 

概要
色んな動物のウンチの大きさや形、ウンチの仕方。ウンチを利用する生物たち。これだけの生物が毎日ウンチをしているのに、なぜ地球はウンチだらけにならないのか。こんな内容を、緻密な絵と平易な説明で紹介しているサイエンス系の本です。

 

 

感想
まず絵がとってもキレイで緻密です。図鑑のクオリティです。誰もが知ってる生き物から聞いたことない名前の生き物まで数多く描かれていて、しかもそれぞれのウンチを書き分けているし、この作者さんかなりの生き物オタクなんじゃないかと思われます(笑)

ウンチにまつわるウンチクが色々出てきて、大人でも興味深く読めます。例えば、普段樹上で暮らしているナマケモノも、ウンチをする時は地上に降りてするんですって。どうも地上で暮らしていたナマケモノの祖先の習慣がそこだけ残ったらしいです。

そして、この本で私がこどもに一番知ってもらいたいのは、地球上の生き物すべてが何らかの縁でつながって生きていること。ウンチは他の生物の栄養となります。ウンチで種を運んでもらって生息域を拡大する植物もいます。人間の世界だってそうです。誰かが食べ物を作り、服を作り、それを運ぶ人がいて…みんなが常に誰かのお世話になり、誰かのお世話をしている。この世界観を知ってほしいと思います。

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