へんしんトンネル


文 あきやまただし
絵 同上
発行 金の星社
初版 2002/9/
対象年齢 4歳から
文字の量 かなり少なめ
ページ数 32
発行部数 不明
オススメ度 B

へんしんトンネル のあらすじ・内容

カッパさんが「かっぱ、かっぱ…」と言いながらへんしんトンネルに入っていきます。

トンネルの出口から出てきたのは、「ぱかっ、ぱかっ…」とお馬さん。

他にもいろんなものがへんしんトンネルに入っていきます。さて何に変身して出てくるのでしょうか。

全部で9種類のものがへんしんトンネルをくぐります。(さらに裏表紙をめくったところにもおまけで5種類紹介されています。)

お話の絵本ではありませんのでご注意を。

へんしんトンネル の解説・感想

ことば遊びの絵本です。ある言葉を繰り返し言ってると、言葉の初めの文字と終わりの文字がくっついて再構成され、他の言葉に変身したように錯覚することがあります。それを利用したものです。こういうのはこどもが喜びますね。

表紙を見ると、カッパの他にロボットがいますね。ロボットが「ロボ、ロボ…」と言いながらトンネルに入っていきます。出てきた時は…もう想像つきますね(笑)

若干読み方にコツがいります。言葉と言葉の間を区切らずに連続して言うようにすることと、とにかく何度も言い続けること。「かっぱ」の場合は「かっぱ、かっぱ…」ではなく、実際の読み方は「かっぱかっぱかっぱ…」とした方が子どもにも理解しやすくなります。でも最初は親御さんが読んであげたとしても、段々とお子さんに読むのをバトンタッチしてあげた方がもっと楽しめるんじゃないでしょうか。そして何に変身するかお子さんがわかった辺りでページをめくってあげるのがいいかと思います。

ウチのこどもは、最初この本を幼稚園で読んでもらったのだそうです。園児達に大ウケだったみたいです。どの変身も、最初にトンネルに入っていくところが描かれていて、ページをめくると出口から出てくるところが描かれています。だから何に変身して出てくるのか、ページをめくる前にクイズのように楽しむことができます。複数のこどもに読んで上げれば、競うようになってますます楽しめそうです。

表紙をめくったカバーの隅っこに、『このえほんのあそびかた』という小さいコーナーがあります。

レベル1 だれかによんでもらう!
レベル2 じぶんでこえをだしてよむ!
レベル3 トンネルのひみつをといて、じぶんでおもしろいことばをかんがえてみる!

レベル3はいいですね。お父さんお母さんと一緒に、あるいは友達と一緒に遊べますね。例えばご家族でドライブに行った時とか車中で遊んだりするのにもいいかも。

へんしんシリーズは私が知ってるだけでも5~6冊あります。トンネルを使うのはこの本だけですが、いずれも同じような趣旨のことば遊びの本です。