わたし、まだねむたくないの!


文 スージー・ムーア
絵 ロージー・リーヴ
訳 木坂涼
発行 岩崎書店
初版 2011/7/31
対象年齢 4歳から
文字の量 やや少なめ
ページ数 25
発行部数 不明
オススメ度 B

 

概要
女の子がママに「もう寝る時間」と言われますが…
「わたし、まだ眠たくないの」
「眠ってる場合じゃないのよ」
と、なかなか寝ようとしません。

なんで眠ってる場合じゃないかと言うと、海賊とか怪獣とか、なりたいものがいっぱいあるんだもの!

感想
いつまでも遊んでいたい子どもの、自由でのびのびした夜のひと時を描いています。

良い子は早く寝ましょうというような教訓めいた表現は出て来ません。ママは「寝る時間よ」と何度も言いますが、女の子はあーだこーだとなかなか寝ません。ウチの子どもも「言われるから寝るけど、ホントは寝たくないんだ」と言いますね。

私の子どもの頃の事はもう忘れちゃったけど、やっぱりなかなか寝なくて母を困らせていたのかな。躾ももちろん大事ですが、まだまだ遊びたくて寝たくないよ~という子どもの気持ちもとても微笑ましいものですね。

この女の子のやりたい遊びというのは、○○ごっこです。海賊とか、怪獣とか、色んななりたいものになりきる一人遊びです。それにしても、怪獣とか…なかなかすごい女の子です。他のも、普通の職業とかお嫁さんとかじゃないんですよ。夢と冒険心がいっぱいです。

お話は単純なので、3歳位でも大丈夫かと思いますが、「海賊」とか言葉がわからない子もいるだろうと思って4歳からにしました。

女の子の名前は最後まで出て来ません。最初にママに「だれかさんはもう寝る時間でしょ」と言われてから、あとはずっと本文中でも女の子は「だれかさん」と呼ばれます。何だか洒落てていいなと思いました。

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